280MHzデジタル同報無線システムの取り組み

280MHzデジタル同報無線システムは、住民の皆様に自治体様からのスムーズな情報伝達を目的にして開発・運用を行っております。運用中に表面化する改善点においても、日々改善を行っております。


現在取り組んでいる改善点の1つとして『無線送信基地局停電時の自家発電機稼働時間の長時間化』があります。

自家発電機は軽油を使用しており、停電が継続すると燃料が無くなってしまいます。しかし、災害発生直後の給油が困難であることが想定されます。

災害時の情報伝達には無線送信基地局の稼働が重要であり、この時間を延ばすことは有効な手段となります。

現在の設計上の稼働時間は、時間的マージンを20%取り、約5.5日となっておりますが、これを約8.7日まで延ばすような改善に取り組んでおります。


住民の皆様に安全・安心をご提供出来るよう、日々取り組んで参ります。